役員の任期，名誉・特別会員

担当者より，会長を交えた３月１３日(金)での検討では，定年制は設けないことについて説明があり，意見を交換する形で検討（会則，細則の変更点についても関係）。
正法地案「学会の健全な発展のために被選挙権に年齢制限をおく。６０歳を過ぎた会員が学会役員になれるのは連続２期までとし，その他の会員は連続４期までとする。」に対して，
- 定年年齢は65歳が適当
- 重任については連続3期が適当
との意見が出た。
定年制を導入しない理由の1つとして，海外では定年制が廃止される方向にあることがあげられた。
定年制の導入を支持する理由としては
- 確かに海外では定年制はなくなっているが，学部長は55歳を越えてはなれないなど，役員への登用を制限している例がある。
- 若手を登用する手だてとして年齢制限がわかりやすい。
- 定年制を導入している学会として臨床薬理学会がある。
定年制が導入されない場合でも若い人をどのように採用していくかを考えていかねばならない。
基本的には，学会を老齢化させないことと若手を育てていくことが目的である。
任期は連続3期が妥当。
定年制その他についてはワーキンググループでさらに検討を続ける。

議事録

　役員の被選挙権について

答申案
会長・副会長を除く役員の被選挙権について，前回のSCSでの討論を踏まえ，満63歳以下の者があたること，および連続3期までとする制限を設け，細則を変更する提案がなされる。
満63歳以下というのは，就任時なのか，任期中でも63歳を越えたら解任されるのかの解釈に質問あり。結果として，「就任時に」を細則に追加することで，就任時に満63歳以下であればよいことになった。
理事の場合は評議員会で決めるので一定のルールがあってもよいが，評議員は会員の直接選挙で選ばれることになっているため，その被選挙権が会員に平等でないということになる。これでよいかとの質問あり。若手を育てるということと検討のたたき台に乗せるということで，上記の方針で，細則の変更を答申することで承認。
（なお，これが実施に移されると選挙候補者名簿の作成・送付の必要がある）

　名誉会員・特別会員について

[文責] 森