中間報告

事業関係

３月３０日(月)　ＳＣＳにおいて

議事録

• 担当者から，次のように新しい事業について説明があった。
  • デジタル学会誌（ＹｅａｒＢｏｏｋ）･･････10周年記念CD-ROMが完成したが，この続編の形でデジタルな学会情報提供は可能である。将来的には紙の学会誌のからCD-ROM学会誌への移行も考えられるが，当面はその年度に発行された学会誌のYear Bookの形で取り組むことが考えられる。投稿論文のフルテキストに加え，そこに使用したプログラムやデータの掲載，10周年記念CD-ROMに収録したようなフリーソフトや数値表などの付加情報も収録したものが考えられる。
  • ホームページの充実･･････これはすでに取り組んでいる。
  • オンラインシンポジウム･･････例として，「秋のシンポジウムの2ヶ月ぐらい前にパネラー数名とテーマを決め，本会のホームページ上にテーマとそれに関するパネラーの意見を掲載。1週間隔で意見の交換を繰り返す。1ヶ月経過後，一般の会員からの意見もホームページに掲載していき，最終的に秋のシンポジウムで通常の形で，そのテーマに関するシンポジウムを行う。」という形を提案したい。会員への宣伝とテーマ設定，技術的なことが課題となる。
  • 共同研究，統計相談･･････10周年記念の「統計相談」を継続する形が適当と考えるが，具体的に行うとなるとかなりな労力を要する。
  • 計算機統計情報の収集･･････10周年記念CD-ROMにはかなりの情報が収集できた。これを継続する形で，可能な限りホームページ上に掲載していく。
• デジタル学会誌について
  • 著作権についての配慮が必要であるが，新しい試みでおもしろい。
• オンラインシンポジウムについて
  • 盛り上がったものにはできないのではないか。また，リアルタイムはおもしろくないのでは。
  • 単純なシンポジウムはむずかしいのでは。
  • オンラインコンクールやオンラインポスターセッションもおもしろいのではないか。大会等で優秀なものを表彰することも考えればよい。
  • 新しい企画なので，まずやってみてはどうか。
• 「統計相談」について
  • 普通の人は相談先がなくて困っているので，サービスの意味も含めて広く行ってはどうか。（理事が交代で担当するという手もある。）
  • BBSでの経験が生かせるのではないか。
  • 逆にformalな形ではあまり質問が出てこないことが多い。公には質問しにくい問題も多いので，実を得ないものになるおそれがある。
  • 統計学（数理統計）を知らない人からの質問が多くなるので，労力が大変である。
  • もしやるにしても１人の人に労力が集中しないようしなければならない。また対象を会員に絞るという手もある。
• さらに担当者が検討することで終了。

４月２８日(火)　ＳＣＳにおいて

議事録

• 答申として，オンラインシンポジウム，オンラインポスターセッション，オンライン統計相談を学会事業として進めることを提案したいが，これについて討論を行った。
• オンラインなので，日本に限る必要はない。
• よい企画と技術的なサポートは必要となるが，ぜひ推進したいという意見と，前回と同様，あまり効果が期待できないという意見が出た。とりあえず，「読者の広場」や「フォーラム」のような形で進めるのがよいという意見も出された。
• 統計相談については，有料化も検討したい旨の意見も出された。
• 結果として，ワーキンググループ，または委員会を作って，（デジタル学会誌も合わせて）実施にあたってもらうことを答申することで了承。

[文責] 森

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