学会賞 歴代受賞者
日本計算機統計学会の学会賞(貢献賞,優秀賞,文献賞,ソフトウェア賞,奨励賞)を受賞された方々(または団体)です。
個人の方々の所属は受賞時のものです。
学生研究発表賞の受賞者はこちら
2009年度
貢献賞
- 田中 豊氏(南山大学)
長年にわたり本会の評議員・理事,欧文誌編集委員長,またIASC会長,同アジア支部会長などを歴任され,本会および計算機統計学の発展と普及および人材の育成に大きく貢献されました。
優秀賞
- 黒田 正博氏(岡山理科大学)
対象論文:Masahiro Kuroda, Michio Sakakihara: Accelerating the convergence of the EM algorithm using the vector ε algorithm, Computational Statistic & Data Analysis, Vol.51, Issue 3, 1549-1561
本論文は,EMアルゴリズムに対して安定性・柔軟性・単純性を損なわずに収束の速度を上げる ε-accelerated EMアルゴリズムを提唱し,数値検証により当アルゴリズムの妥当性と有用性を示したものです。計算機統計学におけるすぐれた内容として評価されます。
奨励賞
- 弘 新太郎氏(ファイザー株式会社)
以下の和文誌への投稿論文が優秀であると認められました。
対象論文: 弘新太郎,南弘征,水田正弘:相対射影追跡法の関数データへの拡張,計算機統計学,第21巻,第1-2号,15-28,2008
2008年度
貢献賞
ソフトウェア賞(開発賞)
奨励賞
- 中村 智洋 氏(東海大学,受賞時 国立情報学研究所)
以下の和文誌への投稿論文が優秀であると認められました。
- 中村智洋・道家暎幸・山本義郎 : 用量反応試験のための逐次型多重比較法の開発と比較研究.「計算機統計学」第20巻,第1-2号,33-47, 2007
2007年度
貢献賞
奨励賞
- 林 邦好氏(北海道大学)
以下の和文誌への投稿論文が優秀であると認められました。
- 林 邦好,冨田 誠,田中 豊:主成分分析における軸の回転について.計算機統計学 19(2): 89-101, 2006
- 村上 秀俊氏(中央大学)
以下の欧文誌への投稿論文が優秀であると認められました。
- Hidetoshi Murakami : A k-sample rank test based on modified Baumgartner statistic and its power comparison. Journal of the Japanese Society of Computational Statistics 19(1): 1-14, 2006.
2006年度
貢献賞
- Jae Chang Lee氏(高麗大学)
国際統計学会副会長,国際計算機統計学会会長として,国際学界において活躍され,計算機統計学の指導,育成,普及に多大の貢献をされるとともに,日本計算機統計学会5周年記念国際研究集会での招待講演など,本学会の水準向上にも貢献されました。
- 魚井 徹氏(EPSインターナショナル株式会社)
長年にわたり本会の評議員・理事を歴任され,とくに2005-2006年度には会長を務められるなど,本会の発展,計算機統計学の普及と発展および本学会の活動に大きく貢献されました。
- 日本計算機統計学会第20回シンポジウム実行委員会
(塚田良雄氏、正木朋也氏)(グラクソ・スミスクライン株式会社)
2006年10月に開催された第20回シンポジウムの実行委員長としてその企画・運営に尽力され,本会の発展に多大な貢献をされました。
論文賞
- 足立 浩平氏(大阪大学)
以下の欧文誌への投稿論文が特に優秀であると認められました。
- Kohei Adachi: Correct classification rates in multiple correspondence analysis.
Journal of the Japanese Society of Computational Statistics 17(1): 1-20, 2004
奨励賞
- 阿部貴行氏(萬有製薬株式会社)
以下の和文誌への投稿論文が優秀であると認められました。
- 阿部貴行,稲葉由之,岩崎 学:不完全データの統計解析手法とそのソフトウェアの比較.
「計算機統計学」,第18巻,2号,79-94, 2005.
- 原澤寛浩氏(理化学研究所)
以下の欧文誌への投稿論文が優秀であると認められました。
- Norihiro Harasawa, Kaoru Fueda, Yutaka Tanaka: Sensitivity analysis in functional regression models for scalar responses.
Journal of the Japanese Society of Computational Statistics 18 (1): 61-73, 2005.
2005年度
貢献賞
奨励賞
- 酒折文武氏(立教大学)
以下の欧文誌への投稿論文が優秀であると認められました。
- 酒折文武:級内相関係数に関するパーミュテーションテストについて.
「計算機統計学」,第15巻,1号,47-61, 2002.
- 下川敏雄氏(山梨大学)
以下の和文誌への投稿論文が優秀であると認められました。
- 下川敏雄・後藤昌司:データ適応型判別解析とその診断.
「計算機統計学」,第17巻,2号,87-108,2004.
2004年度
貢献賞
ソフトウェア賞(開発賞)
奨励賞
- 大門貴志氏((財)先端医療振興財団臨床研究情報センター)
以下の欧文誌への投稿論文が優秀であると認められました。
- Daimon, T. & Goto, M. (2003) : Optimum design of sampling times for
inference of compartment models based on curvature. Journal of the Japanese
Society of Computational Statistics, 16(1), 23-38.
- 藤野友和氏(福岡女子大学)
以下の和文誌への投稿論文が優秀であると認められました。
- 藤野友和・垂水共之 (2003):
分割表における秘匿セルの簡易補完法及び,そのオンラインシステムへの実装について.
「計算機統計学」,第16巻,1号,31-41.
2003年度
貢献賞
ソフトウェア賞(開発賞)
奨励賞
- 藤澤正樹氏(グレラン製薬(株))
以下の和文誌への投稿論文が優秀であると認められました。
- 藤澤正樹・馬場光正・坂本亘・後藤昌司 (2001):
有限区間における回帰直線の信頼帯の構成.「計算機統計学」第14巻第1号
2002年度
文献賞
奨励賞
- 黒田正博氏(岡山理科大学)
以下の2編の欧文誌への投稿論文が優秀であると認められました。
- Masahiro Kuroda and Zhi Geng (1999):
Minimum information updating with specified
marginals in probabilistic expert systems.
Journal of the Japanese Society of Computational
Statistics, Vol.12, No.1.
- Masahiro Kuroda, Zhi Geng, and Naoto Niki (2001):
Bayesian sequential learning from incomplete
data on decomposable graphical models.
Journal of the Japanese Society of Computational
Statistics, Vol.14, No.1.
- 竹内光悦氏(立教大学)
以下の和文誌への投稿論文が優秀であると認められました。
- 竹内光悦・宿久 洋・山口和範・渡辺美智子・浅野長一郎:
DLLSA: Dynamic Link Library を用いた統計解析ライブラリ.「計算機統計学」第13巻第2号.
2001年度
文献賞
2000年度
貢献賞
1999年度
貢献賞
奨励賞
- 宿久 洋氏(鹿児島大学)
若手の研究者として,下記の論文をはじめとする研究が優秀と認められました。
Yadohisa,H., Niki,N. and Hashiguchi,H.: Dynamic MDS Methods for three-way asymmetric dissimilarity data.
欧文誌11-1, pp.41-54.
1998年度
貢献賞
- 三浦武雄氏(株式会社 日立製作所)
1997−98年度会長として本学会の発展に多大の貢献をされました。特に学会の将来計画に関して,現状の見直しおよび国際化の観点から尽力され,学会をさらなる発展・充実に導かれました。
- 田邊昌志氏(富士通アプリコ(株))
欧文誌 "Journal of
the Japanese Society of Computational Statistics" の組版,編集などの諸作業に率先して尽力されました。
- 大西・リンダ・ブレイス氏
欧文誌 "Journal of
the Japanese Society of Computational Statistics" 発行の諸作業に尽力されました。特に,英文のチェックに多大な貢献をされました。
奨励賞
- 塚田真一氏(中央大学)
若手の研究者として,下記の論文をはじめとする研究が優秀と認められました。
塚田真一・杉山高一:分散共分散行列の固有値ベクトルの検出に関する3つの統計量の漸近帰無分布と検出力の比較.
和文誌10巻1号,pp.19-34.
Tukada,S: Power Comparison of Hypothesis Testing for an
Intermediate Latent Vector of Covariance Matrix.欧文誌10-1,pp.73-88.
1997年度
貢献賞
- 新村秀一氏(成蹊大学)
1995年10月の第9回シンポジュウム(東京都両国シティコア)の大会委員長として,企画・運営を行い,多数の参加者を集め,学会の発展に貢献をされるとともに,多年に渡り統計ソフトウェアの普及につとめ,分かりやすい著書を発表し,統計的データ解析の人口増加に寄与し,計算機統計学の発展・普及に多大な寄与をされました。
- 第11回日本計算機統計学会シンポジウム実行委員会(上坂浩之,西次男,西川正子,月田あづさ,栗原里恵,大柳英人各氏)
1997年11月の第11回シンポジュウムを企画・運営し,多数の参加者を集め,本学会の発展に貢献されました。
優秀賞
文献賞
1996年度
貢献賞
- Dr. Alan B, Forsythe (AMGEN開発部長)
本学会第9回大会(琉球大学)の特別講演において,"Analysis
of Covariance Using an Artificial Neural Network"の講演をされるなど,計算機統計学の発展および本学会に多大の寄与をされました。
- 井手健一氏(富士通大分システムラボラトリ社長)
計算機統計学の普及と発展に大きく貢献されるとともに,1993年10月の第7回シンポジウム(富士通大分システムラボラトリ)では委員長として,本学会の活動に多大の寄与をされました。
- 西和彦氏(アスキー杜長)
本学会の活動を理解され,本学会第9回大会(琉球大学)の特別講演において,"インターネットで社会はどう変わるか"の講演をされ,本学会に多大の貢献をされました。
1995年度
受賞者なし
1994年度
文献賞
1993年度
貢献賞
優秀賞
文献賞
ソフトウェア賞(開発賞)
1992年度
貢献賞
1991年度
貢献賞
- 朝尾正氏((株)デイー・アンド・エーシステムズ)
発足以来,1987−88年度評議員および理事,89−90年度評議員および企画理事を歴任され,1989年11月の第3回シンポジウム(大阪府立労働センター)では委員長として,本学会の活動に多大の貢献をされました。
- 岸川良一氏(富士通(株))
発足以来,1987−88,89−90年度副会長および評議員,89−90年度学会賞委員長,91−92年度評議員および理事を歴任され,1991年5月の第5回大会(富士通関西システムラボラトリ)では委員長として,本学会の活動に多大の貢献をされました。
- 石塚信秀氏(川鉄システム開発(株))
発足以来,1987−88年度評議員および理事,89−90年度評議員および理事,91−92年度評議員および理事を歴任され,1987年10月第1回大会(川崎製鉄(株)広江研修所)では大会委員(川崎製鉄側責任者),1990年10月の第4回シンポジウム(幕張システムプラザ)では委員長として,本学会の活動に多大の貢献をされました。
1990年度
貢献賞
文献賞
1989年度
貢献賞
優秀賞
1988年度
受賞者なし
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